スポーツ選手のコンディショニングの必要性⑤
PRICES処置
I(冷却)Ice
安静にしたら、次に氷で患部を冷却します(アイシング)。患部や周辺を氷で冷やすことにより、血管が収縮して内出血、腫れを抑え、痛みを緩和します。アイシングの方法は、氷のう or ビニール袋に氷を入れて患部を冷やします。
冷却することによって、次の五つの段階をとおります。
①冷たい
②痛い
③暖かい
④ぴりぴりしびれる
⑤無感覚になる
※無感覚になってさらにアイシングを続けると、凍傷の危険性が出てくるので、一旦アイシングを止めて下さい。
冷却時間は、気温・ケガの程度・患部の状態によって異なりますが、 約10~15分程度冷却します。(基本的には感覚がなくなるまで)感覚がなくなるまで冷却した後は患部から氷をはずし、10~15分程度休憩します。休憩後、再度アイシングを行っていきます。
※怪我の状態や怪我人の体質・その日の体調などによりアイシングの方法や時間は異なります。
2015/08/12