打撲(打ち身)の応急処置
今日、スポーツ中に太ももの前側を打撲した高校生の治療をしました。
ぶつけた所が熱を持っていて、軽く触っても痛がります。
この様な打撲(その他の重症症状を伴わないもの)がスポーツ中や日常生活で
発生した場合の応急処置の例です。
(例)自分で行う応急処置
応急処置はより早く行って下さい。(治るまでの期間に影響します)
太ももの前側を打撲した場合、その場で座って打撲した足の力を抜き、
太ももの後ろ側を軽くストレッチ(10~15秒程度を3~4回)します。
そして、打撲した足に負担がかからないよう安静(楽な体制をとる)にし、
氷などで冷やしながら足を挙上(極力、心臓より高く上げる)します。
その後、テーピングや包帯(無ければ、長い布やタオル・ハンカチでも可)で固定して
医療機関で受診することをお勧めいたします。
2015/06/18