歩くときや階段の昇り降り、しゃがむ時などに太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)ばかりに
負担のかかる動き方をしている人が多いです。
この様な人は、膝を痛めたり、骨盤が前に傾いて腰を痛めやすくなります。
動くときに太ももの後ろ側や臀部(お尻)の筋肉を意識して、股関節を重点的に動かすと効果的です。
最近の小中学生で臀部(お尻)の筋力が弱く、姿勢の悪い子が増えています。
臀部の筋力が弱いと正しい姿勢を維持できず、猫背になりやすい。
スポーツをしている子は、骨盤を正しい位置に維持できないので、腰を痛めたり、
股関節を上手く使えないため、動き出しやジャンプなどの動作で太もも前面の筋肉への
負担が大きく、膝周辺の障害が多くなります。
この様な場合、アイシング・湿布・マッサージ・ストレッチ・テーピングなどを行う整形外科や
整骨院が多く、一時的な効果は有りますが、根本的な改善とはなりません。
スポーツをしていて腰と右足(ふくらはぎ)を痛めた患者さんが来院されました。
姿勢の歪みを見てみるとわずかな歪みだったので、
背中からふくらはぎまでの筋肉を緩めたのですが痛みは変化なし。
再度立った姿勢をじっくり見てみると下半身と上半身の軸がわずかにずれていました。
そこで、右の脇腹と腹部の固いところを軽く緩めると軸が変化し、
一瞬で腰と右足の痛みも取れました。
私自身、身体の軸の大切さを再認識しました。
小学生のサッカー大会で怪我の応急処置を行ったり、ストレッチ・テーピングなどをする、
スポーツトレーナー(救護スタッフ)としての依頼をいただきました。
今までサッカーの試合や大会は、中学生・高校生・社会人・プロのトレーナーはありますが、
小学生の大会は初めてなので、非常に楽しみです。
小学生なので、試合中の怪我などは少ないとは思いますが、正しいストレッチや家庭でも出来る
応急処置など、一人でも多くの方に知ってもらい、スポーツで夢を叶える子供達やスポーツを楽しめる子供達の
手伝いが出来ればと思います。
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