交通事故やスポーツによる外傷性頸部症候群とは
自動車事故による首部やその周辺の打ち身・捻挫・骨折・頭部外傷などを一般的にムチウチ症という。
「外傷性頚部症候群」「頚部捻挫」として診断名で、自動車事故のほかに強い衝撃の転落やスポーツの接触によって起こる事が多い。
強い衝撃で頭部と胴体が異なる向きへの動きを強いられ、それによって、様々な症状が出現する疾患である。
また近年ムチウチ症によってもたらされる様々な症状が、脳脊髄液減少症という「髄液が慢性的に漏れることにより発生するもの」、あるいは脳に損傷を受けた為に身体の麻痺や高次脳機能障害を発症する軽度外傷性脳損傷によるものとされている。
靭帯(じんたい)や関節包、筋肉などの障害のため、外見上あるいはX線診断における変化は見られないことが多い。画像では発見されにくいが、詳細な検査を経て軽度外傷性脳損傷と診断されるケースが多い。
<症状>
いわゆる「ムチウチ損傷」では、事故にあったその日はほとんど症状が出ず、翌日あたりから様々な症状が出現することが数多く報告されている。また首筋、背中、肩のこりや痛み、耳鳴り・頭痛・めまい・吐き気・食欲不振などの不定愁訴などの様々な症状がある。
<治療>
整形外科では牽引や電気治療などの物理療法が行われることが多い。
整骨院は、電気療法以外に手で行う手技療法(マッサージ・ストレッチ・運動療法など)・テーピングなどが行われる。
2016/05/20
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